布でつくった紙ぶくろのメイキング

皆さんこんにちは。
お元気でお過ごしでしょうか?
たまに暖かな日も混じり、まさに三寒四温といったところですが、環境に振れ幅が出てくる時のほうが体調を崩しやすいんだそうです。お気をつけ下さい。

さて、年明けからずっと多忙で、まともなブログを書いてませんでしたので、久々にメイキングを一つお送り?します。

布でつくった紙ぶくろという製品です。
確か、2年前の2014年に販売を開始したと思います。その後、素材の布地が製造中止になった関係で、当店でも制作・販売を取りやめたのですが、たまたま問屋さんに1反だけ残っていたのが発見(発掘)されたので、そっくり仕入れさせてもらって、販売再開したという経緯があります。

今回はこの紙ぶくろのメイキングをご覧に入れます。
基本的に紙袋と全く同じつくりですので、構造に驚きは無いと思いますが、異素材でやってるのをみるのはちょっとおもしろいかもしれません。

まず、製品の写真4点から。

正面。
半円形の切り込みもホンモノ同様です。

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くるくると巻いたようす。
巻いて持ちやすいよう、口のところにお箸のような棒を装着できるようにしてあります。

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横。
マチの谷折りのところも縫って表現してあります。

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底。
ここが最も手掛かかる所。特別なミシンを使って縫っています。

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それでは製作工程に移ります。

まず、型紙を当てて、布地を長方形に切ります。

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再度、型紙をあてて、折り目となる部分にチャコペンで目印を付けます。
上下にちょこちょこと切り込んである所です。

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印です。
水で濡らした綿棒などで撫でると、忘れた頃に消えています。

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正面と底のロゴをシルクスクリーンでプリントします。
紫色のところに版が張ってあります。

テーブル四隅のマスキングテープは、布地を正確な位置に置くための目印です。

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中央縦方向に2箇所、白っぽくなってるところがあります。
上がナチュラルマークで、下が英文字のロゴです。
上から下に向かってスキージでこすってプリントするので、それぞれ上方にインクを置きます。

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テスト用の布地を置いてプリントしてみたところ。
一応大丈夫です。

左はスキージ。

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本番です。
ロゴの線が細いこともあり、正直、結構難しいです。

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インクが乾いたら、中温で2分アイロンします。
洗った時に落ちにくくなります。

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それでは、ステッチを入れるための折り線をつけていきましょう。

一番端っこは6ミリ位折り返します。

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アイロンが乗っているところはマチです。

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正面中央。

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そのとなりのマチ。

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天地逆にして再度端っこを折り返します。右利きなので。。

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次にマチの谷折りのところに折り目を入れます。

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もう片側も。

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一通り終わったところです。

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折り目にステッチを入れます。
まだ輪っかにはしないので、まずは縫い閉じる辺以外の3辺のみです。

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両端にステッチが入っています。

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マチのところは、内側から縫ってあります。

DSC_4896 、次に、持ちやすくするための棒を入れるスリーブを取り付けます。
アイロンで三つ折して、、

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口のところに縫い付けます。
下に添えてある木製の棒を入れて使います。

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口の細工が終わったので、開いていた辺を縫い閉じて、輪っかにします。

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次に特許申請中の治具を取り出します。

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出来た筒状の袋をおもむろにかぶせて、、

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底を折りたたんでまち針で留めます。

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そして、ポストミシンという特別なミシンで縫います。
下糸のボビンが下から突き出した棒の先に付いているので、縫製物をかぶせて底の部分を縫うことが出来ます。
確か、この紙ぶくろをつくりたいというのが購入のキッカケだったと思います。

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そして片側が縫い終わりました。

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再度、特製治具にかぶせて、もう反対側を留めます。

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最後の縫いにかかります。
前回と違って、上からは全く指が入らないので、ちょっとやりにくいです。

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縫い終わったら、口を半円形にカットします。
くっきりいかないとアレですので、型を当ててプレス機で抜きます。

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市販のほつれ止めを口周りの内側に塗ります。下が加工後です。
割りと織が強い生地なので、しなやかな綿布ほどはほどけませんが、再販後の製品から塗ることにしました。

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ということで完成ですー。
再度製品写真を並べて終わりにいたします。

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それでは失礼します。
ご覧頂きありがとうございました。

製品ページはこちらです。

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