皆さんこんにちは。
先週、ちょっとした機会があって、pigskinのポケットポーチを作りました。
革の在庫があったグリーンとキャメルです。
それぞれ1個、2個づつ作れば用は足りたのですが、各色、まるまる1枚づつあったので、使い切るつもりで作ってみました。
牛は身体がでっかいので、半分に切った状態で流通しています。
日米だと背の方向に沿って、ヨーロッパだと背に対して垂直に切ることが多いです。
それに対して豚は、牛より小振りなので、まるまる一枚が基本です。
その一枚から、だいたい10個から12個くらいポーチが作れます。
豚は元気で革にヒヅメで傷がつきやすい(と妙にわかりやすい説明を受けたことがあるが本当にそうなのか納得はしていない)らしく、ほんとに無傷に近いラッキーなのもあれば、(-_-)な感じのもあり、前者だと12、3個、後者だと10個くらいになります。
今回つかったのは、いずれも前者。
特にキャメルのほうは、表面の美しさに加えて、しっかりした厚みがあり、なにか特別な機会があるときに使おう。と取っておいたやつでした。
モズの早贄(はやにえ)っていうやつですね。休業入りしてから発見してしまいました。
自分でみつけただけモズより格上ですが。
これは、ポケットを付けて、ファスナーを付けて、中表で縫って、表返して形を整えるのですが、形がシンプルなだけに、途中の工程でズレが有ると、歪んでしまいます。
その点では、大きくて複雑なバッグよりも丁寧さが求められるわけなので、技量が落ちないように時々やっておくべきかなぁ、などと思いました。
で、軽く写真を撮りました。
メイキングにしては中途半端ですが、↓これが↓↓こうなって↓↓↓こうなります。
それぞれネットショップに在庫登録しておきましたので、ご入用の方はどうぞ。