革の表情の違い

こんにちはー。
今日は天気が良いですね。
今日は、先日ななめがけのレザーバッグをオーダーしていただいたお客様が引き取りにいらっしゃる予定があるので、少し緊張してお店番をしています。
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さて、本日のお題は、革の表情の違い。
牛の個体差や、同じ一頭の牛でも、使う部位によってどのように表情が変わるか。というお話です。
9月のはじめにこのバッグのオーダーを頂戴した際に、せっかくだからと、もう一つ作ったのですが、二つの表情がまあまあ違う感じになったので、さらにせっかくだからと、お客さんに好きな方を選んでもらおうかと思って写真を撮ったのです。
その写真をお目にかけます。
向かって左側のバッグが割と背中に近いところ、右側がおなかに近いところで作っています。
背やおしりは比較的平らで、幾分コシが強い感じ、お腹の方は、シボが豊かで、幾分やわらかめです。
相対的にはそういう関係になっていますが、牛の個体差によって、全体的にシボが強かったりそうでなかったりということもあります。
では前から

後ろから、、(ほとんど同じですが)

マチのところ
マチは折りたたみやすくするために、どちらもやわらかいところを使っているので、差はありません。

その反対側

おしり

みなさんはどちらがお好みでしょうか?
左のシボ少なめの方は、幾分シャンとしてすました感じ、シボ多めの方はくったりと穏やかな感じかなぁと思います。
基本は商品ページに掲載している写真と似た、左側に近い感じで作りますが、お好みで右側に近い感じでも作れますので、ご希望があればお伝えください。
それでは失礼します~。

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