バッグ作りましたー。

おはようございます。
今朝は工房まで歩いてきました。
浅草のあたりに差し掛かると、ウインドブレーカーの下に熱気を秘めた感じの人々を立て続けに何人か目にしたので、?と思っていると、そのものの恰好の方に遭遇。
祭装束とでもいうのか、白い木綿で出来た、わりとぴったりしたあれです。今週末は三社祭なのですね。
スカイツリー開業1周年ということもあるし、結構な人出になるのでしょう。
にぎわうといいですねー。


さて、昨日は、これまで作ったバッグの中でも、もっとも甘いタイトル(当社比)のバッグをアップしました。
タイトル、というかお名前は「甘めショコラのちびバッグ」です。
ナチュラルセットの考え方としては、かっこよかったり、かわいらしかったり、それなりに特徴があるものだったり、言葉にするとそういうものを作りたいなというのはありますが、はっきりとこういった路線で。というのはあるようでありません。
ただ、嬉しいこと、悲しいこと、いろんなことがある日々の中で、舞い上がって我を忘れたり、ひどく落ち込んで暗くなったりすることがあっても、本当の自分らしい姿に戻るための、きっかけというか、拠り所にしていただけるようなものをお届けすることが出来たらいいなという想いはあります。
そういった思いさえ込めることが出来ればいいので、テイストはその時々の気分で変わってもいいかな、と。だからクールな感じにしたいと思うときもあるし、おもいっきり甘くしてみようかなというときもあって、いろいろです。
でも、全体的にちょっと甘いかもしれないですね(笑)
ということで、今回のバッグは甘口のほうです。
これです。

確か2010年の夏~秋くらいに、一回り大きいこのバッグを作りまして、何件がお問い合わせもいただいたし、クルッと巻いたはじっこの革の感じが自分でも気に入っていたので、いつか機会があれば、と思っていました。

で、先日、茶系のとても表情のある革との出会いがあり、特にはじっこの表情がとてもよかったので、この機に、と制作しました。
革の表面にやすりを掛けてツヤをとって、オイルを含ませて仕上げてある革で、マットでくったりという風合いです。

基本デザインはオリジナルと変わりありませんが、ヨコに対してタテを低くして、かつ、両脇を少し膨らませて、甘い感じにしました。
あと、持ち手を握った時にやさしい感じを出すために、ふわーっとやわらかい牛革を芯に入れてみたりという工夫はしました。思った感じが出せたと思います。

なかなか素敵な感じの革だったのですが、再度の入手はできなそうなので、限定制作になっちゃいました。
リクエストがあれば他の革で作ってみてもいいかもですね。
似た感じの革でもいいし、全く違うのでやってみるのもまた楽しいかもしれませんね。
なんだか徒然になってしまいましたが・・。
今日のところはここで失礼します。

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