ロディアのカバーを作ってみました

みなさんこんにちはー。
お天気、いいですね。
ようやく朝夕のヘンな肌寒さがなくなってきて、いよいよ夏に向かって
走り出した感じがします。
寒いにしろ、暑いにしろ、安定してくれていれば体調もその方向で
慣れてくれますが、ぶれると調子狂いますよね。
最近、体調がいまいちなので、これから安定してくれることを望みます。


で、表題のロディアカバーです。
ずーーーーーいぶん前に一度作ったっきりで、機会があればリニューアル。。という感じだったのですが、5月以降、ご来店の男性や、ネットの女性のお客様など、御三方からリクエストが重なったので、神の意志??かと、腰をあげました。
今回、きっちりした感じで作ってみたかったので、随分試作に時間がかかりました。
10個くらいやり直したと思います。
で、できましたのがコチラです。

下をちょこっと折り返して、小さいホックで留めるタイプです。
例によってイタリアンレザーを使いました。
開いてみるとこんな感じです。
全体を革で覆うと、折り返し部分がもこもこしてしまいます。
お財布なんかだと内側の革を短めにしたりしますよね。ですが、この場合、フラップを真逆に曲げたりする場合もあるので、気持ち良くまがるようにウラの革は必要なところにだけつけることにしました。
ポケットはあまり使わない方も多そうですが、様式を整える意味で付けておくことにしました。
裏で使っているヌメ革もイタリアのです。
革の折り曲がる部分は少し厚みを減らして曲がりやすくしてあります。

フチの部分は全部色をさして、磨き剤を付けて磨きこんでいます。
1回色を指して、磨いて、紙やすりで一旦削って、もう一回色を指して、磨いて、もう一回磨いて、、という感じで仕上げていきます。
・・いつもお世話になっている職人さんから、手間のかかる小物の職人さんは減ってるんだよー。と聞きました。なんとなくわかる気もします。。

最後に後姿。
メモ台紙の裏表紙を差し込む革の下端に一本ステッチが入っているのがわかります。


ラフな感じがお好きな方にはちょっと違う感じかもですね。
ある程度カチッと出来てるのがお好きな方に向くかな?
それでは失礼します♪

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