横須賀美術館

皆さんこんにちは。
お元気でお過ごしですか?
先々週末、美術館に行ってきまして、とてもとてもよかったので、ご紹介します。
場所は横須賀美術館、会期は今月27日(月)までです。
もしご興味持っていただけたら、是非足を運んでみてください。
催しのタイトルは・・・
「第66回 児童生徒造形作品展」
横須賀市の小学校、中学校、高等学校と、ろう学校、養護学校で学ぶ児童と生徒が、図画工作、美術といった授業で制作した絵画や彫塑のうち、それぞれの学校で選ばれたものを一同に展示するというものです。
久しぶりに美術館でもいこっかなー、とiPhoneのTOKYO ART BEATというアプリで検索していたら、このタイトルを見つけました。
大人の芸術家の作品もいいんですが、自由奔放(であろう)児童生徒の作品にめちゃくちゃ期待が膨らみ、即決定して行ってきたというワケです。
会場は写真撮影OKだったので、感動したものを撮りまくってきました。
正式にはweb掲載の許可が必要のはずですが、そんなにアクセスの無いブログなので見逃してください。
もし怒られてもいいやというくらい素晴らしかったのですが、一応、リンクやツイートはナシでお願いします。
まずこれ、タイトルは「たこすけ」となってました。
小学校2年生の子の作品。
もう言葉も出ないすばらしさ。シルクスクリーンとかで販売してくれないだろうか。とほんとに思ってしまいます。

次はコレ。
ぶれちゃっててすいません。
タイトルのところを写し忘れたのですが、確か、「おばけすいか」的なタイトルだったと思います。
顔がいい!遠近感のある構図もすばらしい!
思いがストレートに表現されててほんといいです。

次は「富士山もったぞ」
じーんときます。色もいいですね。

最後は「俺がうちゅうりょこう」
なんと!宇宙空間に回転ずしが流れてきています。
仰天の発想。これは楽しいですね!

これらはどれも小学校低学年の作品で、もっとお兄ちゃんお姉ちゃんになると、もう少しスマートな作品もでてきます。
彫塑で二つ。いずれも5年生の作品
「鉄棒をする私」
いい形!仕上げに塗ったニスがポニーテールを伝ってタレてるのがすごくいい~。

次はタイトルも素敵。
「ブリッジ20秒」
すばらしすぎて何も言えません。

絵画も含めて、どれもこれも思いがストレートに伝わってきます。
飾り立てるような余計な要素がほとんどなくて、すごく完成された存在って感じ。
自分の手持ちの形容詞では論評しきれないです。いいですね。すごいです。を連呼するのが精いっぱいです。
こんな素晴らしい作品が計3000点も展示されています。
大人の芸術家の展示では体験したことのない癒し感というか、カラダの隅々までリフレッシュした感覚を覚えました。
自分の子供やお友達の子供の作品を目にして、フッと心が和らぐ瞬間ってのがありますが、これだけたくさんの素敵な作品に囲まれると、その和らぎ効果もでっかくなるのかな。非常によい体験でした☆
あと、横須賀美術館には、谷内六郎館というのが併設されています。
この方は週刊誌「週刊新潮」の表紙絵を1956年の創刊と同時担当し、1981年の死去まで26年間描き続けた方です。
こういうのですね。見かけたことありませんか?

挿絵として描かれた作品は1000点を超えていて、常時全部展示できないので、季節ごとにテーマ別で入れ替えて展示しているそうです。
今は「音」にまつわる作品がならんでいました。
お祭りの音、冬の風の音、海の音、、と音が聞こえてくるような絵がたくさん。
あと、彼は挿絵と併せて雑誌に掲載するために、その絵を描いた背景を文章に残しています。これも作品と並べて展示してあったのですが、この文体が挿絵にも増して柔らかく、やさしくて、とても心癒されました。
これはオススメしたいです。
関東近郊にお住まいの方、もしお時間がありましたらどうぞ足を運んでみてください。
最後に施設・会期に関する情報です。
横須賀美術館
http://www.yokosuka-moa.jp/
児童生徒造形作品展
期間:1月11日~1月27日(月)まで
谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展 
「あの日の音がきこえる」
期間:2013年10月26日(土)~2014年2月2日(日)
それでは失礼しますm(_ _)m

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