ペンケースの革を揉んでいます。。

皆さんこんにちは。
梅雨らしい雨まじりの日々が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか?

梅雨ですから雨は当たり前で、紫陽花なんかも美しくなる季節ですので、これはこれで楽しんでしまえば良いのでしょうけれども、肌寒さから風邪を引いてしまうかたも少なくないようですね。
お気をつけ下さい。

さて、本題に入る前に、先週の手創り市の出来事をひとつ。
最近、中国や台湾を始めとするアジア諸国からの来日客の皆さんの「豪快な買いっぷり」の報道を目にすることがありますよね。
ナチュラルセットで出展させていただいている鬼子母神と千駄木の手創り市にも、アジアのお客さんが多く来場されますが、ごくたまに、ですが、たくさん買っていただけることがあります。

で、先週は台湾からのお客さんがお見えになって、pigskinのポケットポーチ、牛革のポケットポーチmini、キーフックなど、どどーんと6万円ほどお買い上げいただきました。
ここまでたくさんなのは初めてだったので、さすがにびっくりしました~。

DSC_0191開始早々これでしたので、十分な成果が得られました。よかったです。

さて、本題の件です。
昨日今日で、手仕上げオイルレザーの仕込みを行いましたので、その過程を披露いたします。
これは、すっかり定番商品に落ち着いた感のある手仕上げオイルレザーのペンケースと、同ロールペンケースの革として使う素材で、2週間?に一度くらいの頻度で仕込んでいます。

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使うのはイタリア産のヌメ革。
仕入れる段階では、3ミリ弱くらいの厚みがあります。

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これを本体、ペンポケット、マルチポケット、フラップ、ひものそれぞれに向いた厚みに減らしておきます。

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厚みを減らすのはこの革漉き(かわすき)機を使います。
散らかってますね(汗)

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その後、揉みを加えていきます。

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揉み前と後。

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揉み終わったら、オイルを揉み込みます。
幾分粘度のあるオイルを使っています。

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オイルをよ~くも揉み込んだら、くるくる巻いて寝かせ、馴染ませます。

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今日仕込んだ革で制作するときには、メイキングをお目にかけますねー。

それではごきげんよう。
失礼致しますm(_ _)m

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