皆さんこんにちは。
お元気でお過ごしですか?
全国的に天候が優れませんね。
8月の鬼子母神の手作り市は、台風予報でほぼ中止だろうと、前日ぎりぎりになって荷造りの準備をしないでいたら、まさかの晴れで出展できずだったので、先週末は雨予報ながら、ぎりぎりまでわからんぞ!と、ちゃんと準備して当日に備えたら、、、やっぱり雨で中止。。うまく行きませんです。
今日のエントリでは、先日つくった工具箱をお目にかけます。
工具箱といっても、自分のではなくておなじみのお客さまのです。
医者の不養生、紺屋の白袴の諺のとおり、自分の事はちゃんとやれないものです。
お客さまはカギ屋さんで、合鍵つくりのようにご自身の事務所での作業もありますが、ドアにカギを新しくつけたり、既存のカギを取り替えたり、というお客さま先で作業する機会もたくさんあるんだそうです。
作業の際は、ドライバーやペンチ、ドリルなどいろいろつかうので、作業場所でばらばらにならないように、トレイ状のものがあるといいなとお考えでしたが、カチッとしてるとかさばって持って行きにくいので、革でどうにかならないかとのご相談でした。
じゃ、適当に柔らかくて、価格も安いスプリットレザーでどうでしょうかということで、寸法を伺って作ってみました。
で、これです。
3つのトレイがくっついています。
幅30センチ、奥行き15センチ、高さは6センチです。
トレイはホックで外れるようになっています。
ねじや小さな部品をまとめていれておけるようにしたいということで、こんな作りにしてみました。
小トレイの寸法は奥行は本体と同じ15センチ、幅10センチ、高さは3センチです。
折線の部分は素材の厚みを勘案して、場所によって2ミリ、3ミリと余裕を設ける必要がありますが、基本的には垂直水平の直線だけで構成される工作用紙の世界なので、そんなに難しくはありません。
裏側から見るとこんな感じ。
ハンドルもホック4つで止まってるだけなので、バラバラになります。
カシメとホックはいくつ使ったんでしょう。日能研の広告の問題みたいで頭が痛くなります。
工房にあるものを適当に入れてみました。
実際には、ポリエチレンの底板もおつけしてお渡ししました。
だいぶ喜んでいただけたので、よかったです。