よこながレザーバッグのメイキング(持ち手のみ;;)

こんにちは。
先日、再制作のリクエストをいただいたのをきっかけに、よこながトートを作っています。
個性のあるカタチをしているからか、他のバックに比べて、多くお買い上げいただいたモデルです。
今回は、これをキャメルの馬のヌメ革で作ってみています。
牛革で作った展示用のバッグと、馬革との比較写真~。

ナチュラルな透明感のあるキャメル色、セミマットな質感、とてもよく似た感じです。
ただ、香りの点では、「なるほど、革らしいいい香りですね☆」的な牛にくらべて、もっとさわやかというか、華やかな、清々しさがプラスされたような香りがします。


今、持ち手を作っているところなのですが、ここまでに撮った写真をお見せします。
胴のところ。
手前が裏側です。白っぽくなっているところは縫い合わせ部分。
もこもこしないように薄くしてあります。
上(奥)の方が、薄くしてある幅が広いですね。これは口のところ。折り返すために、余計に幅を撮ってあります。

これは底の部分ですね。

これは口周りの内側にくるパーツです。
正式になんてよぶのか、いまだに知りません;;

これは底の部分の内側に取り付ける芯です。
今回は牛革を適当な厚みにしたものを使います。

これは持ち手です。
両側を折り返して、さらに二つ折りにして使います。
そういうわけで、両側が薄くなっているのに加えて、きれいに折れるように真ん中に線状に薄くしてあります。

それではハンドル部分のメイキングをどうぞ。。
革のアップ。
↑のとおり、両サイドが薄くなっています。が、より細かくみると、両サイドがきれいに折れるよう、ここも線状に薄くして、溝を付けてあります。
さらに、革のいちばん両端のところは、折り返した後、ゴロゴロしないように、ほとんどゼロの厚みで終わるように加工してあります。

かるく折って、

手芸用の両面テープを貼って、折り返します。

革のいちばん端の厚みがなくなっている感じ、わかりますか?

両方折れました。

これをさらに折るので、もう一度両面テープを。

しかし、その前にこれを挟みます。
これは牛の革で作った芯です。
わりとふかふかした革です。これを挟むと、持ち手を握った時の感じがやさしくなります。

両面テープの内側のところにだけ重ねます。(外側は折り返したときにくっつくように)
革テープの手前の端も厚みゼロになるように加工してあります。

うまく重ねられました。

それではいよいよ二つ折りです。

ぴたっ。

外から1.5ミリくらいのところをミシンします。

縫えました。

持ち手メイキングはこれまで☆


以前のモデルは、口がマグネットで閉じるタイプでしたが、ファスナーのも作ってみようかと思っています。
数日のうちにアップできると思います。
ご興味があったらご覧になってください。
あと、23日(日)の千駄木の手創り市にも持っていけたら、と思っています。
それでは作業に戻ります~~m(_ _)m

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