新よこながトート

こんにちはー。
師走も半分過ぎましたね。いかがお過ごしですか?
年賀状のプレッシャーを遠くに感じながらも、受注生産品の制作や、来週末の実店舗営業(金土)&千駄木の手創り市(日)のための製品作りに追われております。。
その中のうちの一つとして、よこながレザートートをリニューアル版が出来ましたのでお目にかけます~~。
前作は牛のヌメ革のやわらかいので作りましたが、今回はキャメル色の馬のヌメ革で作りました。サイズは前作と変わりません。

馬革はやわらかくて軽くて丈夫、手触りはとてもなめらかで、香りもよくてなかなかよいのですが、牛よりも暴れるので、基本的に傷が多いです。
ですから、傷を隠すために表面を加工したり、顔料を全面に塗って着色したりして使われるケースが多いようです。
ナチュラルセットでは、素肌が見えて、風合いの変化が楽しめるタンニンなめしの革が好みなので、今回はなめし屋さんに傷が少ないものを選んで、色を指定して特別になめしてもらいました。頼んでから納品まで2か月ちょっとかかりました。
待った甲斐あって、本体部分は無傷のパーツで作ることが出来ました。とてもキレイです。
今回は馬革の軽やかで明るい感じに合わせて、立ち姿がすっきりするように仕立ててみました。馬革自体は牛に比べてやわらかいので、ごくごく薄い芯を入れて、すっきりと自立するようにしています。
口周りや縫い合わせとのころは、厚みを減らしてすっきりさせるのですが、今回は標準よりすこーーーしだけ厚めにして、ちょっと甘めのぽてっとした雰囲気にさせています。

片方はファスナーポケットです。周りは外と同じ馬革でお化粧しています。

もう片側のポケットは大きなものに変更しました。
以前は少し横長のポケットの5分の2くらいを携帯入れに仕切っていたのですが、せっかく幅広なのだし、どーんと大きいのもいいかな?と思って、やってみました。
使い勝手はよさそうですよ。

これはなんでしょう??

今回、ファスナー派の方向けに作ってみましたー☆

広すぎず、狭すぎず、開けると自然に下に垂れてくれるけど、ポケットにはぎりぎりかぶらない位。なかなかいい感じです(^^)

機会があれば再制作したいなと思っていたのですが、どちらもなかなか可愛らしくできて嬉しいです。

来週にはお店アップできると思います。ご興味おありでしたらどうぞご覧になってください。

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