ショルダーの革を切っています。

皆さんこんにちは。
お元気でお過ごしですか?

もう6月ですし、日中通して暖かくてもよさそうなものですが、なんか一枚もってないと、思わぬ肌寒さに見舞われて戸惑います。

今日は定番のすっきりショルダーバッグ(ブラックブラウン)用の革を切っています。
出来上がりのバッグはこちらですね。

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すっきりショルダーバッグ・ブラウン

 

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すっきりショルダーバッグ・ブラック

 

こちらがカット中の様子です。
イタリア産の革に型紙を乗せて切り出します。

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切り出した革。
周囲にちょこちょこと切り込みがあるのは、2枚を縫い合わせる時の目印です。
この段階では、もとの革から切り出しただけなので、厚みが3ミリほどあります。このあと、漉き屋(すきや)さんにお願いして、2ミリほどの厚みにしてもらいます。
左右両下端の△は厚みを減らしてもらってから切り落とします。

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元居た場所です。

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型紙はこんな感じです。
PCのソフトで製図して、プリントして、スプレーのりで厚紙に貼って切り抜いて作っています。
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革のカットはもっぱらオルファのカッターです。これと丸い刃のロータリーカッターっていうんでしょうか、その2つしか使いません。

革を始めた頃は革包丁を使って見てたのですが、なんというか、青龍刀でお刺身を切ってるようで(やったことはありませんが)細かいところが正確に切れずに困り、あれこれ考えてこれにたどり着きました。
華奢に見えますけども、どんな厚みの革でも切れちゃうし、パキッと折れば即キレ味回復なので、便利です。
まっすぐに切りたいときは刃を寝せると直進安定性がでます。細かいところは垂直に近いくらい立てるとよいです。

あと、普通のカッターの刃先は60度なのに対して、これは30度です。お求めになりたいときは注意してください。

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徒然に書いてしまいましたが、本日はこのあたりで失礼致します。

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