レザーバッグ作ってみました

皆さんこんにちは。
日本全国連日雨ですね。
先日の東京レザーフェア(TLF)で見た魅力的なイタリア革の感動の余韻が続いているのですが、どうも全く同じものは値段と量の都合で手に入れられなそうです。。
ということで、いつもお世話になっている革屋さんに似た感じのものを・・とお願いしていたんですが、「ちょっと見てみませんか?」との電話。
「お!すぐ行きます~」
で、これです☆
ちなみに右側は先日のレザーフェアでジローラモ氏にもらったかぐわしいサンプル(笑)

ぱっと見イケてますよね!?
ではちょっとアップで。。

染色の感じは結構近いです。
ただ、ジローラモ革はタンニンなめし+ちょっとクロームなめし(多分)+独特の獣脂で強烈な存在感と香りを出しまくっているのに対して、今回のはタンニン+クローム+一般的なオイルでの仕上げなので、質感は結構近いものの、香りまで含めたトータルな実感としては、ちょびっとおとなしい感じでしょうか。
で、なにつくろう。。となったわけですが。。
結構小心なので、革を欲しい欲しいと騒いでいるうちは元気なものの、いざ手にしてみると妙に神妙におとなしく。。なにがベストか??あたまがぐるぐるしてしまいます。
そんな時は黙って目をつぶってなにか頭に浮かんでくるのを待ってみるのが最近の好みです。
・ななめがけ。・・これが最初に「降りて」きました^^;
・一枚革のようなシンプルさ。・・・ふんふん
・ちょっと冒険な感じ。・・・ざっくり麻があったなぁ
・太めのベルト。・・・掛けやすくてよさそう
・チャック式。・・・うう。いつも苦労する
とこんなイメージが頭をいったりきたりして、飛び出て来たのがこれです☆

どうでしょうか?
頭の中では、途中まで縦長だったんですが、革を切るギリギリのところで、やっぱしヨコ長☆と変更になっちゃいました^^;ハンドメイドならではです。
タンニンベースのなめしなので少し素朴な風合いがあって、どっしり感があって、それでいてクロームなめしも入ってるので、結構ソフトで、いい感じです。
あと、しっとりした質感のおかげで肩のベルトがなんともしっくりしていい感じです☆
またいい革をみつけて楽しく創作したいと思います♪
r.

カテゴリー: 製作全般の日記   パーマリンク