イベント参加のお知らせです。
8月16日(日)雑司が谷の鬼子母神で開催される手創り市に参加します。
みなさまのお越しをお待ちしております♪
場所:鬼子母神神社 map
時間:午前9時から午後4時まで
最寄駅:都電荒川線 鬼子母神駅
ナチュラルセットのブースの位置:見取り図の126番

イベント参加のお知らせです。
8月16日(日)雑司が谷の鬼子母神で開催される手創り市に参加します。
みなさまのお越しをお待ちしております♪
皆さんこんにちは。
全国的に荒れ模様ですが、お住いの地域の様子はいかがでしょうか?
台風の被害が予想されるところは、どうぞお気をつけ下さい。
工房で作業していると、まったくの好天よりも、風や雨の音がしたほうが落ち着いた気分になり、作業に集中できるような気がします。
即ち、昨日今日は好条件だったわけで、ここぞ!と定番のヴィンテージトートのカーキ色を作っていました。
ちょうど在庫がきれてしまったところで、20日(月・祝)の鬼子母神も控えているので、Lを3つ、Sを4つ。計7個つくりました。
Sサイズを並べて撮影。ワイワイと賑やかな感じです。
手創り市のブースで並べておくと、よく手にとっていただける人気者です。
先週、すみくろを作ったあと、はんぱになっていたボーダーの生地でひとつ作ってみました。
ちょっと元気すぎるかな?夏ですしね。
差し色にキーフック用の革タグをぶら下げてみました。
ハンドルを留めているカシメは真鍮製。
綿100で、くなくなしていますので、口周りに接着芯を巻き込んで、すこしハリがでるようにしてみました。
こんがりとしたヌメ革パーツの色合いがよく馴染んでると思います。
ひとつしか無くてwebショップにアップ出来ませんので、次回の鬼子母神にでも持って行ってみましょう~。
それでは失礼します。
みなさんこんにちは。
連日の猛暑で体調を崩しそうなので、今日は今夏はじめてエアコンをつけています。
涼しいです~~。
さて、当エントリでは、表題にあります、イタリアンレザーのがま口のメイキングをお目にかけたいと思います。
ご自身でハンドメイドされる方はもちろん、どうやって作るのか興味がおありの方に御覧いただければと思います。
まず出来上がりの写真。
幅は19cm(底)・22cm(中ほどの膨らんでいるところ)で、高さは13cm(つまみ部分含まず)
マチの幅は6.5~7cmといったサイズです。
まずは型紙を用意します。
上(A)が外側の革、下(B)が内布、右(C)が内布につけるポケットです。
(A)には焼き印の、(B)には革タグとポケットの位置決めの時のためのマドが切ってあります。
(A)(B)共にカドの膨らみを出すための切り込みが付けてあります。
外の革の型紙に対して、内布のそれは、少しだけ寸法を小さくしてあります。
元となる大きな革の厚みが3ミリ弱あり、ポーチ作りには厚いので、必要なだけ切り出した後、厚みを調整することとします。
まずは型紙を当ててざっくりと荒裁ちします。
次に革漉き機で厚みを調整。。しようと思ったのですが、前回使った後に手入れしてなかったので、泥縄対応します。
仕上がりへの影響の大きい、ローラー部分の掃除と油さし(下でバラされているやつ)。と、本体中央タテに光っている刃の刃先の研磨をします。
手入れが終わったら、革を通して薄くします。
1.4ミリに減らしました。
裏から見た感じ。
左が加工後です。裏のケバケバした部分がすっかりなくなってますね。
厚み調整が終わったところで、型紙を当てて切っていきます。
型紙はがずれないように、文鎮で押えます。
こういう円形の製品の場合、一個だけだと、置いた場所を軸としてた回転方向にずれやすいような気がするので、複数置いてみてます。
黒の大きなカッティングボードの上に、緑の小さなものを重ねているのは、このため。
くるっと回せるようにすると、姿勢が安定して切りやすいのです。(横着してるともいいます)
切り抜き完了しました。
上端部分のアップ。細かな切りクズが写っています。
これは、革同士を二枚合わせて縫い合わせるときや、内布を入れて口周りを仮縫いするときの位置決めのための目印として入れたキザミのくずです。
革が切り抜けたところで、縫い代部分の厚みを減らしましょう。
革漉き機で回転している刃の目前の位置に、革を押し付けるための金具(押さえ金・おさえがね)は、目的に応じて交換します。
大きな面積をやるときは大きなもの、小さい時は狭いもの。という選択が基本的な選択ですが、革にミゾをつけるために刃先(革に当たる部分)に凹凸を付けたものや、ローラーのような形状にしてあるものなど、いろいろあります。
といっても、弁慶の刀のようにたくさんの押え金を使いこなすのは、革漉きのみを仕事にしていらっしゃる革漉き屋さんの話で、私のところは基本的な数点だけでこなしています。
ということで、幅の狭い左側のものに取り替えて臨みます!
漉き中です。
革の端っこから、実際に縫う線までの間(いわゆる縫い代)は4ミリですが、表返したときに縫い合わせ目がスッキリ見えるように、もう少し奥まで漉きます。
今回の場合で、全体で12ミリくらいでしょうか。
漉き上がりました。
なお、漉いてある部分は、まったくの平らではなく、ナナメになっています。
この角度は、前述の押さえ金の角度によって調整することが出来ます。
用語も少し追加しておきます。
最初の段階で粗裁ちした後に行ったように、革全体の厚みを減らすのを「ベタ漉き」といい、今回のように縫い代に代表されるような部分的な漉きを「コバ漉き」と呼んでいるようです。
個人でクラフトされる方を含めて、一般的に、ベタ漉きは専門の業者さんにお願いしてやってもらうことがほとんどです。
コバ漉きは、量がまとまる製作者さんだと、コバ漉き屋さんにお願いすることもありますが、私のところのように量が少ない場合は、ご説明しているように自前の革漉き機でやることになります。なお、個人のクラフトの方は、時間をかけて革包丁で削ぎ落とされるようです。
焼き印を押します。
次に底の膨らみのところを縫います。
実際の縫製に先立って、縫い終わりの位置の印を付けておきます。
なお、この印の位置は、冒頭御覧頂いた型紙で規定してあります。
目見当だと、どうしても位置にばらつきが出てしまいます。革の裏側に型紙を当てて、小さく空けた穴からペンで印をつけることで、正確な位置をとっています。
それでは縫っていきます。
切り込みの端っこをきちんと合わせ、軽くローラーでしごいて縫う部分をフラットに近づけ、先ほどつけた点に向かって縫っていきます。
縫い終わりました。
写真奥が縫い始め、手前が終わりです。
一番手前まで縫い進めて、3目戻って、また一番手前まで縫って、再度3目戻したところで終わりにしています。
糸の端は2,3ミリ残して切って、ちょこっと火であぶって処理します。
縫った所を裏側からローラーでしごいて整形します。
布製品でも、アイロンで形を整えると思いますが、布に比べて硬さのある革製品の整形工程は、出来栄えへの寄与がもっと大きく、力も結構必要です。
カドを整形したら、2枚合わせて中表(なかおもて)で縫い合わせます。
縫い終わりました。
表返して、縫い代を倒してしごき、整形していきます。
こちらは表替えしたままの状態。
こちらは整形後。
なかなか手間がかかってるんですよっ!
タコスシェルが出来た所で、内布にとりかかります。
コットンとか、リネンとか、ナチュラルっぽい生地も素敵ですが、テリがあって高級感のある、こういった用途に向けて作られた化繊の生地を使ってみています。
「シャンタン」という名前の生地です。
切れました。
この生地は御覧のように、織り柄?がはっきりしていますので、出来る限り水平になるように気をつけて裁断しないと美しくないですね。
所定の位置に革タグを仮止め。
縫い付け終わりました。
縫い針について、少し書きます。
工業用ミシンで使う針の先っちょのカタチには、家庭用のミシンでのおなじみの丸針(まるばり・左)の他に、S針(えすばり・右)があります。
丸針はオールマイティに使える針ですが、針先が鉛筆のようなカタチをしているので、針の跡(穴)も当然丸くなります。
これに対してS針は先が多くの剣の先のように、幾分平らになっています。
革を丸針で縫った場合、極端にいうと、丸く空いた針の跡を、糸が線状につないだような仕上がりになりますが、S針だと、この平らな面を縫い線と平行にセットすることで、針跡が糸のラインからはみ出ずにすっきりとした見た目に仕上がります。
比較のために両方で縫ってみました。
左がS針、右が丸針。
ナチュラルセットでは、できるだけ針穴が目立たないように、ミシンメーカーの推奨よりも随分細い針をつかっているので、差がわかりにくいかもしれません(汗)が、丸針で縫った右は、針穴がポチッと点状に見えるのに対して、S針の左については、穴は穴として空いているものの、糸の線からはみ出てないので、比較するとすっきりした印象になっていると思います。
さて次に、ポケットを付けましょう。
なお、布地を縫う場合、前出のS針のまんまだと、刃物状になっている針先が織物の繊維を切る感じになってしまい、損傷を与えてしまいますので、丸針に戻します。
ポケット終わりました。
それでは縫い合わせていきましょう。
こうなりました。
これを表の革の中に沈め、口周りを両面テープで仮止めします。
その後、端っこぎりぎりのところを縫って一体化させておきます。
両面テープによる仮止めでも、足りるといえば足りるのですが、口金にはめ込んでいる最中に、革と内布が別れてしまったりすると、収拾がつかなくなるので、縫っておくほうが安全だと思います。
次に口金にはめていきます。
コチラが使う道具です。
口金の内側に接着剤を塗ります。というか、流し込みます。
表にはみ出ると、材料を汚しますし、除去が手間なので、付け過ぎないように気をつけます。
付け方は、接着剤のチューブを微妙に圧迫して、ノズルからタラーリと垂れてくる接着剤を、口金のミゾで受け止めるように、曲芸みたいな感じでやっています。
接着剤がちょっと多かったりした場合は、すこし揮発させて整えた後、袋部分をはめ込んでいきます。
袋部分に刺してあるマチ針は中心を表しています。口金の中央にマジックでつけた目印と合わせるためです。
手前のクリップは、反対側がビョンビョンして邪魔にならないように抑えています。
一通りはめ込んだら、変わったカタチの道具で紙ひもを押し込んでいきます。
使用する紙ひもは、手芸店で売っている一般的な紙ひもです。
グイグイと押しこむので、通常は見えなくなりますが、じーっと覗きこめば見えなくもありません。
クラフト紙の色では興ざめかな、と思い、内装に合った色に染めてから使うようにしました。
紙ひもが入ったら、口金の脇を圧迫して潰します。
最後に目印としてつけたマジックを落としておしまいです。
できましたー。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
腕に覚えのある方はどうぞ挑戦してみてください。
そうでない方は、こちらへどうぞ~♪
みなさんこんにちは。
今年の梅雨は、ずいぶん真面目に梅雨ですね。
一旦止んだら、しばらく降らない(でいてくれる)つもりなのに、しとしと、、しとしと、、。
本日は、前回の革の手もみ工程に関するエントリにつづいて、ロールペンケースのメイキングをお目にかけようと思います。
これはまあ、バッグのように複雑な工程はなく、製品が出来上がってから見えなくなる部分もないので、すんなりご理解いただけると思います。
よろしくお付き合いください。
◆
最初に、仕込みの終わった革の写真。
仕入れた状態では、3ミリ弱の厚みがありますので、それを本体、フラップ(ペン押さえ)、ペンポケット、マルチポケット用の幅に切り分け、本体は1.5ミリ位、それ以外は1ミリ位の厚みに減らします。
その後、揉んでほぐして、オイルを塗りこんで、寝かせる。。という工程を経て、こうなります。
これが型紙です。
一番大きいのが本体、左がマルチポケット、下がペンポケット、大きいのに重なっているのがフラップです。
それぞれを切り足した状態です。
ペンポケットは縫い付ける位置に線を引いてあります。
その「線」のアップです。
ペンポケット側の線の間隔は、ダーツを寄せて膨らませて縫う関係で、本体側の線の間隔の2割増しになっています。
ペンポケットの下端とフラップの上端は、ペンケースをくるくる巻く時の抵抗を減らす目的で、少し薄くしておきます。
下から3センチ弱の幅で薄くなってます。
これは表ですが、フラップの上端も薄くしました。
その後、焼き印を押しました。
これからペンポケットを縫い、その後、左側に見えるマルチポケットも続けて縫うことになるので、予め、マルチポケットの伸び防止のためのステッチを入れておきます。
ペンポケットをタテに4箇所縫いました。
この後、右の端を上から下に向かって縫い、そのまま左方向に転回して、下端を縫い閉じ、マルチポケット→フラップと、時計回りにぐるりと一周縫うことになります。
ペンポケットの下端を縫っているところです。
下端のあと、マルチポケットをクリアし、フラップを縫っているところ。。
もうすぐゴールですね♪
ペンポケット下端の右端に少し乗り上げて、返し縫いをして終わりです。
こんな感じ。
次に革ひもを取り付けるハトメを打ちます。
まずは下穴を空けましょう。
次にハトメとハトメ打ちを取り出します。
ハトメは2個のパーツから成っています。
左側に見えるAを革の表から通し、右側の薄いリング上のパーツBを、革の裏側に出てきたAの足に通した状態にして、銀色に光る打ち具でドカンを打ちます。
ドカン。
こうなります。
次に革ひもを作りましょう。
革にカシメを打つための下穴を空けます。
革ひもの先につけるツノを作ります。
水牛のツノを小さく削ったパーツと、Dカンを組み合わせます。
ラジオペンチをDカンの内側に入れて、ググッと広げます。
ツノが通せるくらい広がったら、ツノを通して、ペンチで元通りに閉じます。
傷がつかないような作りになっているのを使っています。
出来ました。
これを革ひもの端に通して、ハンドプレスを使ってカシメます。
本体側も同様に。
いよいよ最後の仕上げです。
彫刻刀の丸い刃を使って、直角になっているカドを落とします。
できました~。
それではくるくると巻いた写真を再掲して、終わりとさせていただきます。
ご覧頂きありがとうございましたm(_ _)m
商品ページはコチラです。
イベント参加のお知らせです。
7月20日(月)、海の日に雑司が谷の鬼子母神で開催される手創り市に参加します。
みなさまのお越しをお待ちしております♪
皆さんこんにちは。
梅雨らしい雨まじりの日々が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか?
梅雨ですから雨は当たり前で、紫陽花なんかも美しくなる季節ですので、これはこれで楽しんでしまえば良いのでしょうけれども、肌寒さから風邪を引いてしまうかたも少なくないようですね。
お気をつけ下さい。
さて、本題に入る前に、先週の手創り市の出来事をひとつ。
最近、中国や台湾を始めとするアジア諸国からの来日客の皆さんの「豪快な買いっぷり」の報道を目にすることがありますよね。
ナチュラルセットで出展させていただいている鬼子母神と千駄木の手創り市にも、アジアのお客さんが多く来場されますが、ごくたまに、ですが、たくさん買っていただけることがあります。
で、先週は台湾からのお客さんがお見えになって、pigskinのポケットポーチ、牛革のポケットポーチmini、キーフックなど、どどーんと6万円ほどお買い上げいただきました。
ここまでたくさんなのは初めてだったので、さすがにびっくりしました~。
開始早々これでしたので、十分な成果が得られました。よかったです。
さて、本題の件です。
昨日今日で、手仕上げオイルレザーの仕込みを行いましたので、その過程を披露いたします。
これは、すっかり定番商品に落ち着いた感のある手仕上げオイルレザーのペンケースと、同ロールペンケースの革として使う素材で、2週間?に一度くらいの頻度で仕込んでいます。
使うのはイタリア産のヌメ革。
仕入れる段階では、3ミリ弱くらいの厚みがあります。
これを本体、ペンポケット、マルチポケット、フラップ、ひものそれぞれに向いた厚みに減らしておきます。
厚みを減らすのはこの革漉き(かわすき)機を使います。
散らかってますね(汗)
その後、揉みを加えていきます。
揉み前と後。
揉み終わったら、オイルを揉み込みます。
幾分粘度のあるオイルを使っています。
オイルをよ~くも揉み込んだら、くるくる巻いて寝かせ、馴染ませます。
今日仕込んだ革で制作するときには、メイキングをお目にかけますねー。
それではごきげんよう。
失礼致しますm(_ _)m
皆さんこんにちは。
日本列島すっぽり梅雨入りでぐずついた天気が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか?
昨日今日はお店営業日でした。
お天気はこんな感じでしたが、ご来店いただくお客様いらっしゃって、感謝感謝です。
明日は2ヶ月に一回の千駄木の手創り市(&scene)の開催日です。
一週間前の鬼子母神は残念ながら中止だったので、楽しみにしています。
定番品は鬼子母神中止の分、追加で製作する必要がなかったので、手提げを作ってみました。
茶色の麻帆布です。
幅30cm(底)36cm(上)・高さ40センチ位です。
縫製後、一回洗ってあります。
下の方に軽くマークを入れてみました。
中に吊り下げポケットをひとつ。
予報では降水確率10%くらいの様子。
ご来場の際はお立ち寄りください。23番のブースにおります。
それでは失礼致します。
皆さんこんばんは~。
明日(6月21日)は2ヶ月ぶりの鬼子母神ということで、こんな感じでどうかなぁと、気合を入れて準備したのです
降水確率は70%程度のようです。
ま、一応早めに寝ましょう。
おやすみなさい。
皆さんこんにちは。
お元気でお過ごしですか?
6月も半ばを過ぎ、東京も梅雨らしい天気です。
振ったりやんだりの雨の中、公園の紫陽花がしっとりと趣ある表情をみせております。
さて、6月後半は手創り市が2週続きます。
今週末は鬼子母神です。
(5月は事情で参加できなかったので)2ヶ月ぶりとなる市に向けて、今週は定番のコモノを制作しております。
まずはポケットポーチmini
いつもどれか切らしてしまってるのですが(汗)、全色そろいました。
スプリットレザーのブックカバー
電子書籍ブームに押しのけられるかと思いきや、根強いです。
文庫:新書=7:2位の割合でしょうか。
直近デビューのSuicaジャケット。
スイカを入れて、ピッとお支払い。
思っていたより、こういうニーズがあったのだなぁと自画自賛しております。
イヤフォンホルダー。
発売から2年以上経ちましたが、変わらずの人気です。
豚革は本来キズが多いので、歩留まりのいい素材ではないのですが、比較的きれいなものを卸してもらうことでなんとかやっています。
問屋さんに非常に感謝ですm(_ _)m
ヴィンテージトートのすみくろ
しばらくは、ご注文分を制作する状態が続いていたので、在庫を作りました。
明日も一日がんばって作ろうと思います!
それでは失礼します~。
皆さんこんにちは。
6月に入り、日中の日差しが厳しくなりはじめましたね~。
先週末、行きたかった美術館を2件、「ハシゴ」したんですが、だいぶ日焼けしてしまいました~。
さて、サイトの方にアップして一週間ほど経っちゃってますが、新しいコモノを作りましたのでご紹介いたします。
イタリアンレザーのSuicaジャケットという名前の製品です。
スイカやナナコといった、交通系、流通系の電子マネーカードを入れるためのケース(ケースとは呼びたくないんですが)です。
こういったカードは、お財布やパスケースに入れたままピッとやったり、首からぶら下げるカードケースにIDカードといっしょに入れていたりと、生活の利便性や、お仕事の条件によって、使い方のスタイルがいろいろあるので、必ずしも万人向きではないのですが、1枚のカードに専用の居場所を与えてあげて、支払いの所作をちょっとスマートにしてみたい方にどうかな、と思って企画しました。
実際、私はコンビニ支払いやちょっと電車に乗る際、財布ごと出すのに抵抗を覚え始めて、なんかいい感じに出来ないかなぁと思ったのが制作のきっかけでした。
イタリア産のタンニンなめしの革で出来ています。色はブラウンとブラック。
カードのサイズは(タテ86×ヨコ54mm)なのに対して、製品は(タテ93×ヨコ62mm)と、縫い代の2ミリを除くと結構ピッタリに近いサイズです。
カードを入れた時の厚みは7ミリ位になるので、バッグやポケットの中で指先で捉えやすいです。
こんな感じでピッとやります。
私の知っている限りでは、この革は、国産のタンニンなめしの革に比べて、とてもエイジングが早い感じがします。
左が作りたてのもの、右が2ヶ月弱使用後です。
(試作品でカタチがいびつですし、焼き印も失敗してるので、あまり細かく見ないでください;;)
なお、右奥のバナナバッグは同じ革です(厚みは変えてあります)ので、ゆくゆくはこんな感じに育ちます。
ピッタリサイズなので、日常的に出し入れする使い方には向きませんが、入れっぱなしでいいや、という方なら、定期の機能ももたせてあるスイカを入れて改札機を通る、パスケースのような使い方をなさってもOKだと思います。
製品ページはこちらです。
それでは失礼します~m(_ _)m